プロジェクトストーリー

Project Story

〜水分野で技術ブランド確立へ〜

ナカテックグループは、2013年より専門チームによる“水事業”に取り組んでいます。

チームとしての活動、事業にかけるチームメンバーの思いをご紹介します。

前川 吾大

〈営業技術GL〉

岩谷 宏一

〈設計技術GL〉

嵐 和之

〈設計技術〉

医療から半導体、飲料水まで幅広く

岩谷水事業は純水設備や純水プラントを手掛けており、私たち専門チームが担当しています。純水プラントのメンテナンスの依頼を受け、メーカーに出向して技術指導を受けたのが始まりですね。医薬用水や純水装置に関する知識・ノウハウを学ぶうち、メーカーから純水装置の製造を依頼されるようになり、水事業として本格的に取り組むようになりました。私は立ち上げの頃から水事業に関わっています。

前川私は2015年から水チームに加わりました。営業技術として、機械、プラント、メンテナンスまですべての部門の営業を担当してきましたが、水事業は専門性が高く、配管などの部材も他のプラントで使用するものとは違うので、まずは専門知識を学ぶところから始めました。

私は2016年より別部署から水チームに加わりました。水事業は医療から半導体、飲料水まで幅広い分野にわたります。専門用語も多いため、お客さまからの信頼を得るためにはお客さまと同等、もしくはそれ以上の知識が求められるので、毎日が勉強ですね。

岩谷プールで使う水や医療用の人工透析に使う水など、水事業が携わるジャンルは多岐にわたるので、仕事の幅も広がりましたよね。県内の病院に装置のメンテナンスに行ったり、これまでになかった仕事も生まれています。

それぞれに専門性が求められるので勉強することは多いですね。お客さまからの資料も専門用語が多く、チームに入ったばかりの頃は、用語を理解するのに苦労しました。

岩谷水事業は特殊な分野で、機械や物理、力学など設計技術に必要な知識の他に、水に含まれる化学物質に関する知識なども必要となります。私はもともと機械設計をしていましたが、新分野に挑戦したいという思いがあったので、水分野は非常にやりがいがありますね。

前川設備からユニット、配管、メンテナンスまで水事業をトータルでできる会社は、現在、北陸にはないんです。北陸は富山に製薬会社が多く、水事業に関する需要が多いので、営業チャンスも多い。その点は非常にありがたいと感じています。今後は浄水場なども視野にいれていきたいですね。

岩谷設計開発からメンテナンスまでトータルで手掛けてきた当社の強みがあればこそです。自分が関わった装置がお客さまに評価していただけると嬉しいし、励みになります。

クラウドを活用し、チームで情報共有

前川現在、水チームは4人のメンバーで活動しています。私が営業、岩谷さんが技術のリーダー、嵐さんが水関連の装置の製造を担当しています。そしてメンテナンスを担当する森下さん。メンテナンスは納入先が全国にあるので、森下さんは全国を飛び回っておりあまり福井にはいないですが、水チームではクラウドを活用してスケジュールを管理するなど情報を共有。揃って顔を合わせることは少なくても、コミュニケーションはしっかりとれていますよね。

私も普段はテクノポートにいることが多いのですが、情報共有がしっかりできているので、その点では安心して仕事に取り組めますね。

岩谷今後は人員を増やすとともに、知識も増やし、体制づくりを強化したいですね。水関連の装置からメンテナンスまで、ナカテックなら安心して任せられるというブランド力につなげていければ。

そのためにはまず、自分自身がしっかりと足元を固めたいですね。経験を積み、今日できなかったことが明日にはできるように頑張っていきます。

岩谷特定化学物質作業主任者や管工事施工管理技士の資格取得など、技術力も高めていきたいですね。

前川設計から製造、メンテナンスまで一貫して行えるのが当社の強み。今後も川上から川下まで一貫してきめ細やかなサービスができるよう努めていきたいですね。

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